Life SUCKS but It's FUN

音楽、IT、サブカル、アイドル、その他思いつくまま、ルサンチマンの雑記です。

吉田豪氏の判断に見るハイコンテキスト文化「アイドル」

どうも。

今までモノ書いたことあまり無いのでキャラがまだ定まってないヲタクです。どもです。

 

皆さんは他社に要件があって電話する時ってなんて言います?

「◯◯さんいらっしゃいますか?」

が常套句だと思うのですが、

 

コレってよく考えると変なんですよね。◯◯さんと話したいならそう言えばいいのに。他言語だとだいたいそうなんですよ。居ますか?って言われりゃ居るけど何?って。

 

こういう「言わなくてもわかるじゃん」という共通の認識の元に成り立つ文化を「ハイコンテキスト文化」というんですけど、我々日本人はほぼ単一民族といえるので、この傾向が凄まじく高いんですよね。住んでると意識しないけど。

 

例えばお祭り一つ取っても、盆踊り始まるとみんな一斉に踊りだすじゃないですか。「知ってる」ことが前提で成り立つんですけど、アメリカのフェスで一斉にみんなが同じ踊り始めたら、変な宗教か、フラッシュモブかと思われるよね。誰か結婚すんのー?つって。それくらい日常的でない事だと思う。

 

この前AKB総選挙あったじゃないですか。僕あれ見てないんですけど、見ない理由はコンテキストを知らないからなんですよね。どういう事かと言うと、AKBINGOとか彼女らの出演する番組を前もって色々見ていたら、総選挙はきっと面白い番組なんだろうな、と思うんですよね。いきなり知らない子たちの一喜一憂を見るよりは。

 

僕は今の日本のアイドルってめちゃくちゃハイコンテキストだと思うんですよ。ストーリィを知ってもらうことで好きになってもらう、応援させる。面白いと思います。我々って逆を言えばローコンテキストなものに若干冷めてる部分あるんですよ。24時間テレビって毎回炎上するじゃないですか?多分そこなんですよね。全く知らない人が出てきて苦労してます、がんばります、って言われても「お。。。おう」みたいな。

 

ハイコンテキストの反対はローコンテキストなんですけど、あえて「コンテンツ」に定義すると、アメリカは本当にコンテンツ文化。ストーリィではなく、歌唱力、ダンス力、曲の良さ、カリスマ性…etc、みたいなコンテンツそのものが高く評価される。がんばったかどうかなんか知らん。

 

だからJ-POPと洋楽比較してイキる必要ないと思うんですよね。商品としての意図が違うから。意味がない気がするんですよ。

 

で、ラストアイドルのお話。

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暫定メンバーである木崎さんはルックス、歌唱力、ダンス力、どれをとっても一流だった。が、吉田豪氏が選んだのは挑戦者の佐々木一心さん。お世辞にも勝っている部分があるとは思えない。ルックスの好みはともかくとして。

 

これがとにかく炎上した。当たり前だ。僕らは彼女らの「コンテンツ」の部分しか観せられていないし、その点では木崎さん以外あり得ない。

 

吉田豪氏の理由はこう。

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は?どういう事だよ、吉田。ツイッター名も「豪」にしてくれ、紛らわしいから。

 

ここで彼のいう「アイドル力」って何だろうか?僕が先に述べた、「今のアイドルはハイコンテキストだよね」という理論が正しければ、コンテキストを生み出す力、ストーリィを作れる力、それこそが今求めらている「アイドル力」なのではないだろうか?

 

それを見抜ける人、そうでない人は居るんだと思う。ジャニー喜多川さんなんかそういう意味で言ったら神様のレベル。僕だったら草なぎ君、SMAP入れないもん。おめぇはなんかちげぇな、っつって。

 

吉田豪氏がその人かどうかは知らない。合理的に考えれば秋元氏が指名しているのならそうなのだろう。だが一つだけ確実に言えることがある。

 

佐々木一心さんがこのプレッシャ-に打ち勝ち、何年か後に誰もが知る存在となっていれば、彼女はストーリィを産み出した本物のアイドルとなるのだろう。

 

この件で彼女のコンテキストは、既に始まっているのだ。