Life SUCKS but It's FUN

音楽、IT、サブカル、アイドル、その他思いつくまま、ルサンチマンの雑記です。

「ノルウェーの森」がノルウェーの森ではなかった事について語りたい。

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ビートルズの有名な楽曲「Norwegian Wood (This Bird Has Flown)」の邦題及び和訳である「ノルウェーの森」というのは実は誤訳で、正しくは「ノルウェー産の木材」てあることは既にちょっとファンの間では有名な話である。知らなかったら明日自慢して下さい。へぇ~~~つって。

 

I once had a girl

or should I say she once had me

She showed me her room

Isn't it good, Norwegian wood

 

いつかぼくには ひとりの恋人がいた

彼女の部屋は ノルウェーの 森の中

 

みたいに前まで訳されていた。

でも今は

 

かつてある女性が僕に魅かれ付き合っていた

その逆だと言うべきかもしれないが

彼女は自分の部屋を僕に見せてくれた

ノルウェー製の家具なんだけど素敵でしょ?

 

ってなっている。まぁ家具でもないんだけど。

 

この曲そもそもヤれると思ってた男が、ヤラせてもらえず拗ねる。ってだけの曲なんだけれども、なぜタイトルを"Norwegian Wood"にしたかについて、ポールは以下のように語っている。

 

「ピーター・アッシャーは部屋の内装をすっかり木造にしていたよ。多くの人が木材で部屋を飾り付けていたんだ。ノルウェー産の木材、松の木のことだよ。安物の松材さ。でも「安物の松材」じゃタイトルにならないだろ?」 

 

調べたところ当時のイギリスの中流家庭以下でノルウェー産のウォールパネルが流行していた。ウォールパネルってのはこういう壁のことだそう。

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で、当時のポールがこういうクラスタの人間を嫌いって思うその感覚って、もう僕らじゃわかり得ないと思うんですよね。当時の空気感って。

 

例えば、「インスタ女子」って言葉が出てくるJ-POPがあったとしたら、だいたい僕らはその子がどんな子か想像がつく。不思議と。んで多分小馬鹿にしてんだろうなと。でも僕が50年後のブラジル人とかだったら「インスタント、すなわち即OKな女の子」なんて訳を見ても多分すんなり信じるだろうなと。

 

多分50年前に「ノルウェーの内装とかいって気取ってるけど松の木じゃんそれ」ってジャンルの女子がいたんでしょう。知らんけど。僕は注文の仕方もわかんないし並ぶの嫌いだからスタバ行かない派です。

 

で、この件に関して村上春樹氏がものすごい言い訳してるんですけど、僕はなにも言い訳する必要ないと思うんですよね。当時誰もが、「ノルウェーの森」という誤訳と牧歌的な曲調に何かしらのファンタジーを夢見ていたのは事実なんだし。

 

ということでノルウェーの森に思うことでした。